さて、今回は先日アカデミーで行ないました
きしもとタローさんと熊沢洋子さんによる
ミニライブ&トークショウのレポートでございます。
テーマは、「しあわせのひ、み、つ」
今回は大きな笛を持って来て下さいました。
折りたたみ式の2メーター以上ある大きな笛です。
もちろん、特注の手彫りです。
一本の笛から
大地を削るような低い風の音と
草原を駆け巡るような軽い音が
合間って奏でられ、まるでたくさんの楽器で演奏しているかのよう。。。
昔の楽器は、倍音を楽しむように創られていたようです。
時代と共に、雑音は削ぎ落とされるようになり、
今のような楽器になったのだとか
オーケストラなどで演奏するような楽器は、
確かに倍音が混ざるとよろしくないでしょうが、
その雑音に、味があると言うか深みがあると言うか
趣きを感じるのも 面白いところです。
今回も、タローさんのお話は止まる所を知らず、
音楽のことはもちろん、
民族の生活や言語、文化に至るまで幅広いので、
「あれ?今、何の話してたっけ???」と寄り道しながらも、
「今回は、テーマに沿ったことも話さんと。。。」と、タローさん。
”しあわせ” とは
”する”と”する”を”合わせる”こと
”する”は、”し”となり
”し”と”し”を”合わせる”
つまり、”し””あわせる”こと。。。
あなたの”する”と
私の”する”を合わせ奏でること。。。
それが、しあわせの語源だそうです。
なんだか、とても素敵な調和のリズム
時に、不調のリズムになっても
それもまた起こったこととして受け入れる。
合わさった現象に、最後自分がどんなピースを入れるのか?
そこが人生の面白いところ!
「幸せ」って、名詞じゃなくって
「し 合わせる」っていう動詞なんです。
合わさる時って目に見えない力も動くんですよ!
そんなタローさんから発せられる言葉に、
すごくエネルギーを感じました。
太古の幾重にも重なる音色に耳を傾けながら
この日アカデミーに足を運んでくださった
皆様のエネルギーが合間って、
とても熱いライブ&トークショウとなりました。
タローさん、洋子さん
ありがとうございます!
そしてご参加くださったみなさま、本当にありがとうございます!
うめ